2015年7月9日木曜日

テンプレートプロジェクトの作成 [Swift2]

前回計画した通り、いいこと日記を実装していきます。
まずはプロジェクトの作成です。

プロジェクトの作成

Xcodeを起動して、以下の手順を実施していきます。(Ver7.0Betaを使用)
  1. Create a new Xcode project を選択
  2. Master-Detail Application を選択
    (SplitViewControllerとNavigationControllerとTableViewで、一覧画面と詳細画面を構成してくれるテンプレート)
  3. Next を選択
  4. Product Name: GoodThingsDiary と入力
  5. Language: Swift を選択
  6. Devices: iPhone を選択
  7. Use Core Data: チェックを入れる
    (CoreDataのテンプレート処理が入る)
  8. Include Unit Tests: チェックを入れる
  9. Include UI Tests: チェックを入れる
  10. Next を選択
これで "GoodThingsDiary" プロジェクトが出来上がります。
念のため、シミュレータで実行してテンプレートの動きを確認します!

次に、テンプレートにより実装されている処理を.swiftファイルを見て確認していきます。

AppDelegate.swift

AppDelegate.swiftは、どのプロジェクトでも必ず自動で作成されます。
アプリの起動・中断・終了時などに呼ばれるメソッドなどが含まれています。
今回はテンプレートによりCoreDataの処理も入っています。

知らなかった構文をチェック

◆lazy
(lazy 変数宣言)
その値が参照される時まで、インスタンス化されなくなる。
◆guard else
(guard 変数宣言 = 条件 〜 else { return })
else前の条件がnilの場合はelseに入り、そうでない場合は宣言した変数に値が入ります。
else後のブロック内にはreturnが必須。

◆as
(変数宣言 = 変数 as 型)
as前の変数を、as後の型にダウンキャストして、宣言した変数に入れます。
as?の場合、ダウンキャストに失敗した場合はnilが返ります。
as!の場合はエラーになります。

◆is
(Bool 変数 = 変数 is 型)
is前の変数が、is後の型かチェックします。

◆do try catch
(do { try 〜 } catch { 〜 })
doブロック内で、tryをつけてthrowsするメソッドを呼び出します。
throwされた場合には、catchブロック内でエラーハンドリングできます。
※ doブロック内にdeferブロックを記述すると、doブロックの最終処理として実施してくれます。

まだ他にファイルはありますが、今回はここまで。
おつかれにゃんこ。

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